SM小説朗読/「女子肛門診察」文/黒塚工房・声/ななのゆり

【朗読音声付き】女子生徒がお尻の穴を検診されてしまうショートノベル

*朗読音声/声◎ななのゆり

*原作サイト/黒塚工房https://kurotsuka-kobo.mixh.jp/wp/


○学二年生の時です。
その頃、私はちょっと腹痛がしていました。
お腹の内側がキリキリ痛むような感じで、それがあんまり長引いていたので、お母さんに言って病院へ行くことにしました。
両親は共働きなので、行くのは一人です。
出発前はどんな洋服で行こうか迷ったけど、普段は出掛けることが少ないせいか、良い着合わせが思いつきません。

仕方ないので私は制服の白のセーラー服を着て、ニーソックスを履いて行くことにします。
お金と診察券をもらって、近くの病院へ向かいました。
受付を済ませて、診察の順番を待ちます。
しばらく、待合室に座っていると……

「篠原美由紀さーん」

診察室の中から名前を呼ばれました。
中で私を待っていたのは、ちょっとばかり白髪のある年配のおじさんです。
気の良さそうな顔つきをしていて、にこやかな雰囲気です。
怖い人だったら嫌だなぁ……と思っていたので、少し安心しました。
最初は色々質問されます。
昨日は何を食べたとか、便の具合はどうだとか、そういった質問に答えていきました。

「じゃあ、美由紀さん。ちょっと横になってくれるかな」

「あ、はい」

おじさんは診察用のベッドを指して言ってくるので、そこで仰向けに寝そべりました。

「お腹を触診するから、少し捲るよー」

そう言って、おじさんは私のセーラー服をたくし上げました。
お腹を出して、おじさんは私のお腹を撫でたり、トントン叩いて打診したりしてきます。
そんな診察を続けていき……。
そのうち、おじさんは神妙な顔つきになって言いました。

「美由紀さん。恥ずかしいかもしれないけど……
これはお尻を直接診る必要があるね

「そ、そんな……!」

私は本当にビックリしました。
てっきり、見せるのはお腹くらいで、あとは何か適当な薬を出して終わるものだと思っていたのです。
それがよりにもよってお尻を出すなんて、恥ずかしすぎます。

「どうしてもそこを診ないと駄目なんですか? お尻を出さなくてもいい方法、何かないんですか?」

私はそういって食い下がりました。

「ごめんね。医者はエスパーじゃないから、しっかり色んな場所を診ないとわからないこともあるんだよい」

「そう……ですか」

そう言われては、私も弱るしかありません。

「他の病気だったら、お腹だけでよかったんだけどね。今回の美由紀さんの症状だと、お尻を診ないと病気が特定できないんだ」

それはそうなのだろうけれど、やっぱり恥ずかしいものは恥ずかしい。
できれば、お尻なんか出したくはないけど……。
でも、世の中どんな病気があるかわからないし、見落としをされても大変です。
泣く泣くながら諦めて、私はしっかり診てもらうことにしました。

「わかりました。じゃあ、できるだけ早めに」

「うん。まずはうつ伏せになってね」

言われたとおり、私は体を返してうつ伏せになります。
自分の腕を枕にしたような姿勢で寝そべりました。

「美由紀さん、そのまま膝を立ててね」

「…………はい」

うつ伏せのまま、私は膝を立てます。
胸も頭もべったりつけて、お尻だけを高くした状態になってしまうので、とても格好悪い姿勢です。
情けがなくてすごく嫌だし、格好だけで恥ずかしいと思いましたが、診察なので仕方ありません。

「それじゃあ、これからお尻を診るからね」

おじさんはまず、私のスカートをペロンと捲り上げました。
これでパンツは丸見え、太もも丸出しです。
ここに来て言われるまでは、まさかお尻を出すとは思っていなかったので、パンツを見られることなんか考えていませんでした。
私はピンク色に薄くイチゴの柄が入った、少し可愛いパンツを履いていましたが、せめて無地のものを履いておけばよかったです。
どの道、パンツを見られることに変わりはあしませんが、せめて覚悟を決める時間だけでもあれば、なるべく無難なパンツを履いて、ちょっとくらいは恥ずかしさを軽減できたかもしれません。

「パンツも下げるからねー」

ゴムに指がかけられて、とうとうパンツも下ろされてしまいました。
膝までしっかり下げられて、お尻は完全に丸出しです。
こんな姿勢、こんなお尻の角度だから、これではアソコも見えてしまっています。

ジワッ……

見られただけで私は感じてしまい、アソコのあたりが熱くなってしまいます。

「じゃあ、触診するからね」

そういって、おじさんは私のお尻を揉んできました。グニグニと肉に指を食い込ませ、パン生地でもこねるみたいにしてきます。
とても嫌な検査なのに、体の方は少しずつ気持ちよくなっていきました。

「……そこで症状がわかるんですか?」

痛いのはお腹なのに、お尻の肉を揉んで何がわかるのか疑問です。早く終わって欲しい、という思いから、私はつい聞いてしまいます。
しかし、おじさんは言いました。

「症状の痕跡はね、痛む場所以外に出ることもあるんだよ。特に腸はお腹と繋がっているから、こうしてお尻を揉むことで触診するんだ」

確かに、必要だからしていることなのでしょう。
こうしないと症状を探せないのなら、揉まれることも仕方ありません。

グニグニグニ……。

おじさんは本当に長いあいだ揉んできます。
最初は肉をまわすような揉み方だったのが、途中で力を入れたり抜いたりする揉み方に変わったり、指を皮膚に這わせてきたり、とにかくやり方を変えて続けてきます。
やがてはペチペチ叩かれたり、指で弾いたりしてきて、肉をプルプル振動させてきました。
お尻の肉を弾まされ、揺らされているかと思うと頭が真っ白になって、アソコの熱さもじわじわしてきます。
もう、私は少し濡れていました。

「…………まだ、終わりませんか?」

恥ずかしさのあまり死にそうなほどで、今にも泣いたり逃げ出したりしたい気分です。猛烈な羞恥に耐えかねて、私はそう聞きました。
しかし、まだまだ終わらないというのです。

「次は肛門だからね」

そしておじさんは、お尻の穴をいじくり始めました。シワを親指で伸ばしたり、指でぐりぐり弄ったりしてきます。
お尻の穴を観察され、しかも触られているのです。
恥ずかしさが猛烈すぎて、私の顔はどれほど真っ赤になっていたことでしょう。
アソコも、肛門も、じわりじわりと熱くなって、愛液が腿を伝い始めます。

「指を入れるため、ちょっとオイルを塗るよ」

先生はそう言って、手に薄い薄いビニール製のような手袋をつけ、手にオイルを乗せて塗りつけてきました。
ひんやりとした、ぬるっとした感触がお尻の穴に広がります。
それはグリグリと塗りつけられ、私の肛門はオイルを反射した光沢を帯びました。
さらに、

ツンツンツン……

人差し指を立てて、お尻の穴をつっついてきます。
しだいに、少しずつ指の先っぽを埋めて、爪の半分くらいまで刺してきます。この、ほんのちょっとだけ入った状態のまま、グニグニと穴をほぐされました。
それから、だんだんとおくまで挿入してきます。
爪のあたりが全て入り、第一関節……第二間接……と、ゆっくりゆっくり、私のお尻に入ってきて、やがては人差し指全体がずっぽりと埋まりました。

「ん…………!」

肛門を押し開かれ、直腸に侵入されるのが思いのほか快感で、私は声を出しそうになります。

「もうちょっとだからねー」

おじさんはそう言って、穴の中を指でかき回しながら、余った手で再びお尻を揉んできます。
揉みながら、肛門の指を出し入れし続けてきました。

「んっ……あぁぁ…………」

肛門の中を指が出入りする、言いようのない感覚に私は喘ぎます。
これが延々と続いて、私は羞恥で胸が焼き尽くされそうでした。

「はい! 終わり!」

ペチン!

最後にお尻を叩いてきたのは、きっと「よく耐えたな!」とでも励ますような、ガッツを入れるような意味合いだったのだと思います。
だけど、その一発でお尻の肉はプリっと揺れて、終わりだというのにますます恥ずかしかったです。
それから、やっとのことで薬を貰って帰りました。
この時のことは、一ヶ月経った今でも時々思い出してしまいます。
二度と肛門を診察されるのは嫌だけど、その反面、この出来事をオカズにオナニーをしてしまう自分が複雑なのでした。

おしまい。

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